遅延したエアチャイナ(中国国際航空)に置いていかれて返金を要求する話

簡単に言うと、エアチャイナの飛行機が遅延して、ラウンジで待っている間に飛行機が飛んで行ってしまった、です。

飛行機失敗シリーズ。

まーめんどくさいことになってます。承服しかねる点があるので、せめてブログのネタに。

エアチャイナにチェックイン

3/15 CA926北京経由シンガポール行き15:15発。

定刻前にチェックイン。預け荷物なし。

自動化ゲートで出国し、時間までANAラウンジでカレーとビールを。

エアチャイナ遅延アナウンス

定刻15:15、46番搭乗ゲートにて、行列が出来始めるが、「遅延のためもう少々座ってお待ち下さい」のアナウンス。

この時点で、iPhoneの充電をしたいのもあり、すぐ下のANAラウンジに戻ろうかと思ったけど、アナウンス逃がすと困るのでそのまま待機。

エアチャイナの搭乗ゲートへ移動

搭乗ゲート変更のお知らせが来たので、28番ゲートに移動。

案内表示に、新しい登場時刻17 :05の表示。結構あるので、時間を潰しにラウンジに向かう。

搭乗約30分前に戻る予定で16:35にアラームをセット。

28番に一番近いのは、大韓航空のKALラウンジ。これはエアチャイナやANAのスターアライアンス系じゃなくて、スカイチーム。

今日はスターアライアンス系に乗るけど、KALラウンジはプライオリティパス対応なので、入れる。

KALラウンジにて

前日あまり寝ていなかったので猛烈に眠気が来るも、乗り逃したら嫌なので、頑張って起きる。

iPhoneの充電をしながら、お腹も空いていないのでワインを一杯だけ。

途中、更に遅延したりしていないかどうか、ラウンジ内の案内表示にて確認。17:05変更なし。

時間になったので搭乗口へ

16:35にアラームが鳴ったので、ラウンジを出て搭乗口へ。近いのですぐ。

微妙にひと気がないのでおかしいなと思いつつ、搭乗券を見せると

「申し訳ございません、、当便既に出発してしまいまして…。アナウンスも何度か入れたんですがいらっしゃらなかったので…」

ちょっと意味が分からなかったけど、遅れた?振替は??

とりあえず、一旦出国をしてしまっているので、再度入国の手続きをして、戻って貰い、エアチャイナのコールセンターに連絡して下さい、と紙を渡される。

ちなみに、ANA共同運航便だったので、係の人はANAの制服の人。

行ってしまったものはしょうがないし、この人に何言ってもしょうがないというのはわかっているので、素直に従う。

それより、今日か明日の朝までにシンガポールに着く代替手段が無いか、iPhoneから検索。

一応幾つかあるものの高いので却下。なんで自分のせいじゃないのにそんなに払わないとならないのか。

成田空港で再入国のための出国確認抹消願書

入管の人のオフィス的なところで、再入国に必要な書類を書かされる。出国確認抹消願書。なかなかレアです。

エアチャイナ(中国国際航空)出国確認抹消願書

ここで、同じ境遇の中国のおばちゃんも一緒になる。もう一人別にいたらしいけどそこにはまだ現れず。

おばちゃんは預け荷物もあったようで、トランクがどっさりと。荷物だけ乗っけて飛んじゃうということはなくて、キッチリ下ろされるんだなー。

逆に言うと、荷物をおろしている時間の余裕があって、それでももう飛んでるってことは、相当早く飛んだのか、と。

成田空港税関にて

特に荷物も買い物も無いので、申告するものはなし。

おばちゃんは免税店で買い物もしていたので、国内に持ち込むには税金がかかります、と説明されていた。返品出来ていたら良いけど、そこで別れたのでその後のことは不明。

中国の人だから、本当は今日帰国予定で、この後日本に放り出されても困るんじゃないだろうか…。

エアチャイナのコールセンターに電話

出発ロビーの振り出しに戻ったところで、貰った紙にあった連絡先に電話。

エアチャイナ(中国国際航空)コールセンター

コールセンターは、平日9:30~17:30。ちなみにこの時点で17:25。

これまた気に食わないんだけど、電話が0120でも固定でもなく、ナビダイヤル。20秒で10円。待たされること6分。この間にも通話料取られてるんだろうか。

待てないので、紙を渡される時に「24時間対応の電話番号もこちらに」と言われていた方に掛けなおしてみる。

この番号は+86なので、中国本土の電話。が、IP電話から掛けるので通話料は大したことない。

こちらも中々繋がらず10分以上待たされる。

その間に、もうシンガポール行きは諦めて、帰路につくため、空港から駐車場行きのバスに乗ってしまう。

バス車内でようやくコールセンターと繋がる。

1.エアチャイナコールセンター

中国人オペーレーターに事情を説明した所、まず振替便があるかどうかを確認してもらった所、今日の便はなく、明日の同時刻の便になると。

いや、そもそもシンガポール滞在は1日だけの予定で、明日現地で用事があるので、1日ずれたら全然意味がない。

なので、キャンセルする、という要望を伝えると、「キャンセル料がかかる」と。

自分の落ち度ではないと思うので、なんとかならないのかと言ってみた所、上と確認して折り返す、とのこと。

2.エアチャイナコールセンター

しばらくして、折り返し。

「お客様は16:40に戻ったということですが、チェックインは40分前までなので、それまでに戻らなかったのでダメです」的なことを仰る。

確かに、最初の15:15の搭乗券を見ると、boarding timeは14:35つまり40分前で印字されている。

エアチャイナ(中国国際航空)チケット

17:05に変更になったということはその40分前16:25にいなければならない、ということのようだ。(よく考えたらおかしいけど。この時間は搭乗開始時刻であって、ファイナルコールではないはず)

ともかく、17:05に乗る気でいて、待っていたんだからもう一回確認してくれと依頼した所、今日は上の業務が終わってしまっているので、明日折り返す、とのことで、電話を切る。

成田のインフォメーションデスク

ここで、実際じゃあ何時に飛んだのか、というのが気になったので、成田空港インフォメーションにTELしてみる。

オペレーターに確認した所、CA926便の出発時刻は16:39だった、と。

…ということは、その理論で行くと、17:05の40分前なら16:25だけど、16:39だったなら、15:59にいないとならなかったということになる。

でも、案内は17:05のままだった(だし、早まるなんてあり?)から、こちらとしては、その変更を知りえる手段がなかった。

帰宅

首都高が空いてたのがせめてもの救い。

今思うと、スカイチームのラウンジにいたから、アナウンスが入ってこなかったのかなーとは思う。ただ、ラウンジ内の案内表示は見ていたし、アプリでも見てた。あれで気づけなかったら誰も気づかないと思う。

しかし、今日は空港行く前にコメダでwi2月額契約したら、ここはプレミアムだから更に100円/時間掛かるというのに憤慨し解約。航空会社のコールセンターに苦情入れようとしたらナビダイヤルで10円/20秒掛かると言われ、細かいのがチョイチョイと腹の立つ一日だった。

チェックイン前に時間が微妙だったので、駐車場から無料送迎じゃなくてタクシー使ったり。遅延するならのんびり来れば良かったし。

無計画トラベラーなので、ホテル予約をしていなかったのは、不幸中の幸いかな。ホテル代は損していない。

ただ、飛行機の件含め、金額の問題じゃないのよね。

3.エアチャイナコールセンター

今朝。同じ担当ホンさんから折り返し。

再度上に確認した結果、言ってることは同じで、「40分前にいなかったから駄目よ」ということ。

いやいや、こちとら年に100回くらい飛行機乗ってるけど、そんなはずないわと。

ちなみに、ゲートが閉まったのは、16:33ということらしい。ということは、搭乗開始したのはさらに15分は早かったはず。

一通り説明はしたものの、ラチがあかなそうだったので、じゃあキャンセルする、という方向で一旦終了。

上とやらがまるでアテにならない。

キャンセル

予約サイトはCtripというところ。

ここの管理画面からキャンセル処理を行う。

エアチャイナ(中国国際航空)航空券条件

しかし、キャンセル手数料が1,660元。差し引き、5,000円くらいしか帰ってこないという計算。

チェックイン時間の締切を調べる

40分前に行かないといけない、という点に疑問があったので、エアチャイナのオフィシャルサイトに行き、成田便の搭乗締切時間を調べる。

エアチャイナ(中国国際航空)搭乗手続き終了時間

サイトを見た限り「エアチャイナ便ご搭乗手続き終了時間(国際空港/リージョナル空港)」チェックイン締切時間:東京-成田、羽田:40

確かに、40分と書いてある。ただし、これは搭乗締切じゃなくて、チェックインの締切。つまり、チェックインカウンターで預け荷物がある人は預けて搭乗券を受け取る、あそこのことのはず。

4.エアチャイナコールセンター

貰った紙にあった、最初にかけて繋がらなかった所。そっちは日本国内だからもう少し話が通じるかと思い、連絡。

うち、自宅の電話もIP電話なので、掛けられないナビダイヤル(怒)。

繋がった別の中国人オペレーターに、まず、チェックイン締め切り時間について聞いてみる。

成田空港は40分前。それは、搭乗の締切じゃなくて、チェックインカウンターの締め切りである、という言質をまず取る。

そこで、また状況を説明(2回目)。

40分前と言うのはチェックインカウンターの締切であって、もしそこから出国審査をしたり何なりしたら、搭乗ゲートに着くのは20分前ということもあり得ると思う、自分はチェックインはとっくにしていたんだから、そもそもその話は関係ないはず、というようなことを話した所、

「搭乗ゲートに再度行った際、係員はいましたか?こちらからは現場の状況がわからないので、成田のエアチャイナのカウンターに電話してみてください」

ということで、成田のエアチャイナカウンターの電話番号を貰う。

5.エアチャイナコールセンター

成田のエアチャイナカウンター。繋がった日本人オペレーターに事情を話す(3回目)。

一通り話したところで、お待ち下さいとなり、別の人に交代。

ようやく、日本クオリティでちゃんと話出来そうな担当Kさんに繋がる。

ただ、キャンセルは、発券元である旅行会社で行って貰う必要があるので、一旦そちらに電話して確認してみてくれないかと。

6.Ctripコールセンター

予約サイトCtripの、日本語サポートにTEL。会社は上海の会社っぽい。

事情を説明(4回目)。

ただ、結論としては、キャンセルするならキャンセル料がかかる、とのこと。

まあこの話、旅行会社に落ち度はないと思うから、無理もないとは思う。

ただ、キャンセル手数料が1,660元(約27,000円)となっていたものの、それは出発前の便であって、出発後だと、3,300元(約54,000円)かかると。

いやそんなかかったら、元のチケット代より高くなって、結局1円も戻ってこないということじゃん。

7.エアチャイナコールセンター

再度成田のエアチャイナカウンターに。Ctripこんな風に言ってました、と。

すると、Kさんの方でも、この度はエアチャイナの方のミスもありましたので、と、その間に各所に連絡をして、旅行会社との交渉をしてくれる、とのこと。

現在折り返し待ち。つづく。

8.エアチャイナコールセンター

+86番号(中国)から着電。

電話に出ると、相手は英語。どうやら日本語は通じないようなので、英語で応対。

曰く、

  • youはエアチャイナ当該便でキャンセル申請をしたのか
  • 乗り継ぎ含め全4便キャンセルで間違いないか
  • 全額を返金する手続きをするがいいか
  • 返金は支払ったカードに1ヶ月程度でされるがいいか

とのこと。OK,Yeah yeah,Thanks.

電話での英会話は苦手だけど、割となんとかなった。

ということで、とりあえず解決したっぽい。やれやれ。

(移動費+時間+面倒なやり取り+現地での約束で得られたはずのもの)- (カレー+ワイン+返金+ブログネタ) = 収支はトントンか?

まあ人生経験的には良いか。シンガポールには何度も行ってるしね。多分今回行ってたら、車に轢かれたりしていたんだと思う。ラッキーラッキー。

失敗シリーズ追加→【チェンマイ】Airasiaエアアジアの機内にパスポート置き忘れて紛失事件

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