簡単に言うと、エアチャイナの飛行機が遅延して、ラウンジで待っている間に飛行機が飛んで行ってしまった、です。
飛行機失敗シリーズ。
・成田でチェックイン時間に間に合わず門前払い。
・新千歳で予約を一ヶ月先に間違えていて乗れず。
・バンコクで予約を一ヶ月前に間違えて知らない間に失効。
・チェンマイで搭乗時刻間違えて乗り遅れ、接続する台北〜東京も逃す。
・【NEW!】成田でラウンジで待っている間に置いていかれる。— ひらた | 閃き、司る。 (@yossy1009) March 15, 2017
まーめんどくさいことになってます。承服しかねる点があるので、せめてブログのネタに。
エアチャイナにチェックイン
3/15 CA926北京経由シンガポール行き15:15発。
定刻前にチェックイン。預け荷物なし。
自動化ゲートで出国し、時間までANAラウンジでカレーとビールを。
エアチャイナ遅延アナウンス
定刻15:15、46番搭乗ゲートにて、行列が出来始めるが、「遅延のためもう少々座ってお待ち下さい」のアナウンス。
この時点で、iPhoneの充電をしたいのもあり、すぐ下のANAラウンジに戻ろうかと思ったけど、アナウンス逃がすと困るのでそのまま待機。
エアチャイナの搭乗ゲートへ移動
搭乗ゲート変更のお知らせが来たので、28番ゲートに移動。
案内表示に、新しい登場時刻17 :05の表示。結構あるので、時間を潰しにラウンジに向かう。
2時間ディレイか。
ラウンジでのんびりしますかー— ひらた | 閃き、司る。 (@yossy1009) March 15, 2017
搭乗約30分前に戻る予定で16:35にアラームをセット。
28番に一番近いのは、大韓航空のKALラウンジ。これはエアチャイナやANAのスターアライアンス系じゃなくて、スカイチーム。
今日はスターアライアンス系に乗るけど、KALラウンジはプライオリティパス対応なので、入れる。
KALラウンジにて
前日あまり寝ていなかったので猛烈に眠気が来るも、乗り逃したら嫌なので、頑張って起きる。
iPhoneの充電をしながら、お腹も空いていないのでワインを一杯だけ。
途中、更に遅延したりしていないかどうか、ラウンジ内の案内表示にて確認。17:05変更なし。
時間になったので搭乗口へ
16:35にアラームが鳴ったので、ラウンジを出て搭乗口へ。近いのですぐ。
微妙にひと気がないのでおかしいなと思いつつ、搭乗券を見せると
「申し訳ございません、、当便既に出発してしまいまして…。アナウンスも何度か入れたんですがいらっしゃらなかったので…」
ちょっと意味が分からなかったけど、遅れた?振替は??
とりあえず、一旦出国をしてしまっているので、再度入国の手続きをして、戻って貰い、エアチャイナのコールセンターに連絡して下さい、と紙を渡される。
ちなみに、ANA共同運航便だったので、係の人はANAの制服の人。
行ってしまったものはしょうがないし、この人に何言ってもしょうがないというのはわかっているので、素直に従う。
それより、今日か明日の朝までにシンガポールに着く代替手段が無いか、iPhoneから検索。
一応幾つかあるものの高いので却下。なんで自分のせいじゃないのにそんなに払わないとならないのか。
成田空港で再入国のための出国確認抹消願書
入管の人のオフィス的なところで、再入国に必要な書類を書かされる。出国確認抹消願書。なかなかレアです。
ここで、同じ境遇の中国のおばちゃんも一緒になる。もう一人別にいたらしいけどそこにはまだ現れず。
おばちゃんは預け荷物もあったようで、トランクがどっさりと。荷物だけ乗っけて飛んじゃうということはなくて、キッチリ下ろされるんだなー。
逆に言うと、荷物をおろしている時間の余裕があって、それでももう飛んでるってことは、相当早く飛んだのか、と。
成田空港税関にて
特に荷物も買い物も無いので、申告するものはなし。
おばちゃんは免税店で買い物もしていたので、国内に持ち込むには税金がかかります、と説明されていた。返品出来ていたら良いけど、そこで別れたのでその後のことは不明。
中国の人だから、本当は今日帰国予定で、この後日本に放り出されても困るんじゃないだろうか…。
エアチャイナのコールセンターに電話
出発ロビーの振り出しに戻ったところで、貰った紙にあった連絡先に電話。
コールセンターは、平日9:30~17:30。ちなみにこの時点で17:25。
これまた気に食わないんだけど、電話が0120でも固定でもなく、ナビダイヤル。20秒で10円。待たされること6分。この間にも通話料取られてるんだろうか。
待てないので、紙を渡される時に「24時間対応の電話番号もこちらに」と言われていた方に掛けなおしてみる。
この番号は+86なので、中国本土の電話。が、IP電話から掛けるので通話料は大したことない。
こちらも中々繋がらず10分以上待たされる。
その間に、もうシンガポール行きは諦めて、帰路につくため、空港から駐車場行きのバスに乗ってしまう。
バス車内でようやくコールセンターと繋がる。
1.エアチャイナコールセンター
中国人オペーレーターに事情を説明した所、まず振替便があるかどうかを確認してもらった所、今日の便はなく、明日の同時刻の便になると。
いや、そもそもシンガポール滞在は1日だけの予定で、明日現地で用事があるので、1日ずれたら全然意味がない。
なので、キャンセルする、という要望を伝えると、「キャンセル料がかかる」と。
自分の落ち度ではないと思うので、なんとかならないのかと言ってみた所、上と確認して折り返す、とのこと。
2.エアチャイナコールセンター
しばらくして、折り返し。
「お客様は16:40に戻ったということですが、チェックインは40分前までなので、それまでに戻らなかったのでダメです」的なことを仰る。
確かに、最初の15:15の搭乗券を見ると、boarding timeは14:35つまり40分前で印字されている。
17:05に変更になったということはその40分前16:25にいなければならない、ということのようだ。(よく考えたらおかしいけど。この時間は搭乗開始時刻であって、ファイナルコールではないはず)
ともかく、17:05に乗る気でいて、待っていたんだからもう一回確認してくれと依頼した所、今日は上の業務が終わってしまっているので、明日折り返す、とのことで、電話を切る。
成田のインフォメーションデスク
ここで、実際じゃあ何時に飛んだのか、というのが気になったので、成田空港インフォメーションにTELしてみる。
オペレーターに確認した所、CA926便の出発時刻は16:39だった、と。
…ということは、その理論で行くと、17:05の40分前なら16:25だけど、16:39だったなら、15:59にいないとならなかったということになる。
でも、案内は17:05のままだった(だし、早まるなんてあり?)から、こちらとしては、その変更を知りえる手段がなかった。
帰宅
首都高が空いてたのがせめてもの救い。
今思うと、スカイチームのラウンジにいたから、アナウンスが入ってこなかったのかなーとは思う。ただ、ラウンジ内の案内表示は見ていたし、アプリでも見てた。あれで気づけなかったら誰も気づかないと思う。
しかし、今日は空港行く前にコメダでwi2月額契約したら、ここはプレミアムだから更に100円/時間掛かるというのに憤慨し解約。航空会社のコールセンターに苦情入れようとしたらナビダイヤルで10円/20秒掛かると言われ、細かいのがチョイチョイと腹の立つ一日だった。
はあああ?
今日使いたいのでしょうがなくwi2とかいうwifiサービス申し込んで月額払ったのに、プレミアムとか言うのさらに金取るのかよ。解約しよ。額の問題じゃなく。— ひらた | 閃き、司る。 (@yossy1009) March 15, 2017
チェックイン前に時間が微妙だったので、駐車場から無料送迎じゃなくてタクシー使ったり。遅延するならのんびり来れば良かったし。
無計画トラベラーなので、ホテル予約をしていなかったのは、不幸中の幸いかな。ホテル代は損していない。
ただ、飛行機の件含め、金額の問題じゃないのよね。
3.エアチャイナコールセンター
今朝。同じ担当ホンさんから折り返し。
再度上に確認した結果、言ってることは同じで、「40分前にいなかったから駄目よ」ということ。
いやいや、こちとら年に100回くらい飛行機乗ってるけど、そんなはずないわと。
ちなみに、ゲートが閉まったのは、16:33ということらしい。ということは、搭乗開始したのはさらに15分は早かったはず。
一通り説明はしたものの、ラチがあかなそうだったので、じゃあキャンセルする、という方向で一旦終了。
上とやらがまるでアテにならない。
キャンセル
予約サイトはCtripというところ。
ここの管理画面からキャンセル処理を行う。
しかし、キャンセル手数料が1,660元。差し引き、5,000円くらいしか帰ってこないという計算。
チェックイン時間の締切を調べる
40分前に行かないといけない、という点に疑問があったので、エアチャイナのオフィシャルサイトに行き、成田便の搭乗締切時間を調べる。
サイトを見た限り「エアチャイナ便ご搭乗手続き終了時間(国際空港/リージョナル空港)」チェックイン締切時間:東京-成田、羽田:40
確かに、40分と書いてある。ただし、これは搭乗締切じゃなくて、チェックインの締切。つまり、チェックインカウンターで預け荷物がある人は預けて搭乗券を受け取る、あそこのことのはず。
4.エアチャイナコールセンター
貰った紙にあった、最初にかけて繋がらなかった所。そっちは日本国内だからもう少し話が通じるかと思い、連絡。
うち、自宅の電話もIP電話なので、掛けられないナビダイヤル(怒)。
繋がった別の中国人オペレーターに、まず、チェックイン締め切り時間について聞いてみる。
成田空港は40分前。それは、搭乗の締切じゃなくて、チェックインカウンターの締め切りである、という言質をまず取る。
そこで、また状況を説明(2回目)。
40分前と言うのはチェックインカウンターの締切であって、もしそこから出国審査をしたり何なりしたら、搭乗ゲートに着くのは20分前ということもあり得ると思う、自分はチェックインはとっくにしていたんだから、そもそもその話は関係ないはず、というようなことを話した所、
「搭乗ゲートに再度行った際、係員はいましたか?こちらからは現場の状況がわからないので、成田のエアチャイナのカウンターに電話してみてください」
ということで、成田のエアチャイナカウンターの電話番号を貰う。
5.エアチャイナコールセンター
成田のエアチャイナカウンター。繋がった日本人オペレーターに事情を話す(3回目)。
一通り話したところで、お待ち下さいとなり、別の人に交代。
ようやく、日本クオリティでちゃんと話出来そうな担当Kさんに繋がる。
ただ、キャンセルは、発券元である旅行会社で行って貰う必要があるので、一旦そちらに電話して確認してみてくれないかと。
6.Ctripコールセンター
予約サイトCtripの、日本語サポートにTEL。会社は上海の会社っぽい。
事情を説明(4回目)。
ただ、結論としては、キャンセルするならキャンセル料がかかる、とのこと。
まあこの話、旅行会社に落ち度はないと思うから、無理もないとは思う。
ただ、キャンセル手数料が1,660元(約27,000円)となっていたものの、それは出発前の便であって、出発後だと、3,300元(約54,000円)かかると。
いやそんなかかったら、元のチケット代より高くなって、結局1円も戻ってこないということじゃん。
7.エアチャイナコールセンター
再度成田のエアチャイナカウンターに。Ctripこんな風に言ってました、と。
すると、Kさんの方でも、この度はエアチャイナの方のミスもありましたので、と、その間に各所に連絡をして、旅行会社との交渉をしてくれる、とのこと。
現在折り返し待ち。つづく。
8.エアチャイナコールセンター
+86番号(中国)から着電。
電話に出ると、相手は英語。どうやら日本語は通じないようなので、英語で応対。
曰く、
- youはエアチャイナ当該便でキャンセル申請をしたのか
- 乗り継ぎ含め全4便キャンセルで間違いないか
- 全額を返金する手続きをするがいいか
- 返金は支払ったカードに1ヶ月程度でされるがいいか
とのこと。OK,Yeah yeah,Thanks.
電話での英会話は苦手だけど、割となんとかなった。
ということで、とりあえず解決したっぽい。やれやれ。
(移動費+時間+面倒なやり取り+現地での約束で得られたはずのもの)- (カレー+ワイン+返金+ブログネタ) = 収支はトントンか?
まあ人生経験的には良いか。シンガポールには何度も行ってるしね。多分今回行ってたら、車に轢かれたりしていたんだと思う。ラッキーラッキー。
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