何一つ悪いことしてないのに、いつも緊張する税関。
今回は、個人のお土産としての免税範囲を超えて、商業用(つまり売り物)として持ち帰って来たので、律儀に申告してみました。
輸出で物送ったり個人輸入で払ったりはよくやってるんですが、ハンドキャリーで持ち帰るのは初めてやったのでよく分からず。記録です。
申告した物
子供のおもちゃが50点、雑貨が50点ほど。
ちょっとややこしい事に、飛行機に持ち込めた15kgは携行品、残りの10kgは別送品として現地から直接送ってます。
申告書を2枚書く
※後で考えたら、これ必要あったのか謎
別送品があるので、2枚書きます。
2枚ともに、トータルの商品数と価格をコピーして書いてしまったんですが、ここは「今持ってる品物」の数と価格を書くようで、後で直しさせられました。
税関に申請する
ほとんどの人が申告無しのゲートを通るので、申告ありの窓口は閉まってます。
係員に申告する物を持っている旨を伝えて、出て来てもらいました。
忙しくてちょっとめんどくさそうな雰囲気。
中身について説明
「雑貨は具体的にはなんですか?あーじゃそれは『木製品』と書いて下さい、おもちゃはどう言うのですが、んー、ちょっと開けてもらって良いですか」
カッターで開けて、中身見せました。
税額の確定
特に禁制品がある訳でも無いので、その場で計算。
トータルの100USD程度のものだったので、簡易税率15%、消費税8%、2,000円くらい?と予想してたら、意外と700円でした。
割と、係員同士で「これどうしましょうか」「良いんじゃない?」的な軽いノリで決まりました。
そんなもんなのかな。忙しい中むしろスイマセン。
支払い
その場で支払う訳ではなく、少し先にある銀行窓口で支払って終了です。
別送品申告って必要なかった?
一応、別送品の紙にハンコ押したものを受け取ったので、荷物が届くまで持ってることにします。
ただ、あれって、「個人のお土産としての免税範囲20万円」を、分けて送った場合、今持ってる金額+別送品の金額が、20万円以内かどうか、を証明する為のものな気がします。
「この人は、免税の範囲で別送品あったので、そっちは課税しなくてOK」的な。
今回は、売り物なのでそもそも免税されないし、結局、別送品もインボイス付けてるから、そっちはそっちで単に海外からの宅配便として税関でインボイスに基づいて課税されるだけ。
つまり、別送品として書く意味なかった、と言う事かなと。
係員が忙しそうだったのと、変な事聞いて何かヤブ蛇になったら嫌なので聞かなかったけど、どうするのが良かったんだろう…
免税の範囲は、携帯品あるいは別送品(入国(帰国後6か月以内に輸入するものに限ります。)のうち、個人的に使用すると認められるものに限り、成人一人当たり下記の表の範囲内で免税となります。(携帯品と別送品の両方がある場合には、両方を合算します。)
未成年者の場合は「酒類」と「たばこ」は免税になりません。6歳未満のお子様は、おもちゃなど明らかにお子様本人の使用と認められるもの以外は免税になりません。
また、この免税範囲を超えた場合、商品や商業用サンプルには、品物の種類などに応じた税率によって税金が課せられることになります。
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm
結論
よく分からない。
個人利用と認められる程度の量だけ携行品として持ち帰り、お土産として免税。
残りは全部送って、そっちの税関に任せる、ってのが良いんだろうか。(脱税はダメです)
申告してる人なんて誰もいなかったし、係員も「え申告するの」的な感じだったし、みんな普通はどうしてるのかなー。
段ボールじゃなくスーツケースなら何も言われず通れちゃう量だけど、「これお土産じゃないでしょ」と指摘されてから、支払うのもイヤだし(と言うか脱税はダメです)
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