以下、古い記事になります。LINEモバイルは、LINEMOに生まれ変わりました。2024年4月の最新情報は、↑のリンクからどうぞ。
現在のスマホの月額はいくらでしょうか?
僕はauからLINEモバイルに乗り換えたことで、電話料金が1/4程度になりました。
この記事では、こんな疑問に答えます。
そもそもSIMってなに?
SIMの話をすると、そもそもSIMが何かわからない、と聞かれることがあるので、軽く説明しますね。
電話機の中に挿さってる、こういうのがSIMです。
docomoならdocomoの、auならauの、SoftbankならSoftbankのSIMカードがあって、それが差さっています。
それを他社のものに差し替えれば、そちらの契約プランで使えるはずが、日本の携帯電話の通信会社(キャリア)はそれにロックを掛けて、乗り換えできないようになっている(なっていた)わけですね。
最近は、モデルによってはSIMロックの解除を申請したらしてくれる(契約○年以上とかあるみたいだけど)ようですが。どちらにしてもなかなかアコギですね。
海外のスマホは、SIMを差し替えて、自分の好きなキャリアを選ぶことが出来るのが普通です。
日本でもようやくここ数年、自分の好きなSIMを挿せる、SIMフリースマホが出てきました。
格安SIM(MVNO)とは
docomoでもauでもsoftbankでもない事業者のことです。
仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、英語: Mobile Virtual Network Operator, MVNO)とは、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことである。通信サービスの提供には移動体通信事業者(MNO)の卸売をうけたり、仮想移動体サービス提供者(MVNE)の機能を利用したりする。
つまり、設備投資しなくて良い分安くできますよということですね。
リアル窓口もありません。でもそんなのって大体必要無いでしょう。
僕は格安SIMに乗り換えてもう何年も経ちますが、窓口に用事があった試しがありません。
MVNOの出しているSIMが、俗に格安SIMと呼ばれているものになります。
格安SIMにすることで、月々のスマホ代を大幅に節約することが出来ます。
LINEモバイルってなに?
以前は、BIC SIM / IIJmio を使ってましたが、乗り換えです。
LINEモバイルは格安。実際の請求額は・・・
LINEモバイルの実際の請求結果はこちら。
1年間に掛かった実際の通信費です。
自分用の年間費用
- 2017年9月分 : 2,423円
- 2017年8月分 : 2,454円
- 2017年7月分 : 2,940円
- 2017年6月分 : 2,411円
- 2017年5月分 : 2,983円
- 2017年4月分 : 2,400円
- 2017年3月分 : 2,573円
- 2017年2月分 : 2,443円
- 2017年1月分 : 1,893円
- 2016年12月分 : 1,871円
- 2016年11月分 : 1,854円
- 2016年10月分 : 3,240円
年間合計:29,485円。月平均:2,457円
激安。
2月から微妙に値段が上がっているのは、プランを3GBから5GBに変更したため。半分海外に行ってるので使わないとは言え、Macbookでテザリングなんかしてると、3GBのデータ容量だと足りなくなることがありました。
初月が高いのは登録事務手数料3,000円の分です。
妻用の年間費用
もう一台、妻の方はどうだったでしょうか。
- 2017年9月分 : 1,918円
- 2017年8月分 : 1,968円
- 2017年7月分 : 1,853円
- 2017年6月分 : 1,978円
- 2017年5月分 : 1,948円
- 2017年4月分 : 1,827円
- 2017年3月分 : 1,957円
- 2017年2月分 : 2,108円
- 2017年1月分 : 1,841円
- 2016年12月分 : 1,962円
- 2016年11月分 : 1,828円
- 2016年10月分 : 3,240円
年間合計:24,428円。月平均:2,035円
激安。
ほぼLINEやFacebookで生きてるので、基本料からはみ出さないようです。
夫婦2台合わせて、年間53,913円でした。
LINEモバイルとauとの比較
auを使っていた頃は大体、月に2人合わせて1万8千〜2万円でした。
2万円x12ヶ月=24万円程度かかっていた計算です。
差額:240,000円-53,193円=186,087円。
一年で20万近く浮いた計算になります。
LINEモバイルの通信速度
通信速度も特に不便は感じません。十分速く、auやsoftbankを使っていた頃と体感変わりません。
テザリングもできます。
LINEモバイルの契約プラン
それぞれ、契約プランは、
- コミュニケーションフリープラン5GB/音声通話
- コミュニケーションフリープラン3GB/音声通話
- コミュニケーションフリープラン3GB/データ+SMS
となっています。
音声通話のものは、電話番号付き。docomo、au、softbankからMNPで電話番号引き継げます。
データ+SMSのものは、電話番号は実はあるけど、通話は出来ず、SMSだけ送れます。
ここがポイント!LINE・Facebook・Instagram・Twitterの通信量はタダ
コミュニケーションフリープランは、LINE、Facebook 、Instagram を使う分は、通信容量を消費しない(つまりタダ)と言う事。
他のMVNOに比べて、LINEモバイルが良いのは、「LINE使う時」「Facebook使う時」「Instagram使う時」の通信料は、タダという点。
スマホを使う際、主な使いみちはこういったSNSの利用が多いと思います。
メールアドレスは使えない
これはLINEモバイルに限った話ではありませんが、@docomo.ne.jpとか@ezweb.ne.jpとか@softbank.ne.jpとかのメールアドレスは使えなくなります。
LINEとか電話番号SMSは使えます。
今時、キャリアのEメールアドレスが無くても困ることは全然ありません。もちろんGmailなんかは別で使えますし。
SIMフリースマホってなに?
さて、格安SIMを使うには、SIMフリーのスマホが必要になります。
docomoショップ・auショップ・softbankショップとか家電量販店などで買うと、いわゆるSIMロックがかかったスマホです。これはSIMフリースマホではないので、格安SIMを使うことが出来ません。
SIMフリーiPhoneは、ドコモ・au・ソフトバンクなど、キャリアのお店や家電量販店で買うのではなく、Appleの店で購入しましょう。
一括がキツイ場合でも、Appleのローンは、2年の金利0円セールなどやってたりするので、分割しても損はありません。
SIMロック解除
最近の機種の場合、SIMロック解除という手続きで、SIMフリー化出来るようになっています。
docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/
au
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/
softbank
https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/
新しい機種や契約期間などの縛りがあるので、詳しくは↑から確認して下さい。
SIMフリースマホなら海外SIMも使える
SIMフリー機にすると、海外旅行に行った時も、現地のSIMを挿せるので、空港で借りるようなWIFIレンタルに比べて、全然安く済みます。
SIMフリーiPhoneが実質無料
iPhoneを約10万円と考えた場合、1年で20万浮いた場合、6ヶ月でiPhoneが1台買えてしまう計算になります。
すぐ乗り換えてしまえば、その月から貯金しているのと同じ。
翌年から年間20万。家族で海外旅行にも行けますよ!もったいないもったいない。
まとめ
よほどの理由でもない限り、格安SIMに乗り換えたほうが良いんじゃないかなと思います。(最近、レガシーキャリアも安いプランを打ち出しているようだけど、まだ高いし)
LINEモバイルにする前には、IIJmio系のBIC SIMを使ってたこともありますが、LINEモバイルにしてからは他に浮気すること無く落ち着いてます。
LINEモバイルは余ったデータ量を、他人にプレゼントできるのもいいですね。
実際、使ってない仕事用SIMから、データ量が足りなくなった個人用の方にプレゼント、なんてことも何回かやっています。
あとは先程も書いたように、「LINE使う時」「Facebook使う時」「Instagram使う時」の通信料はカウントされないので、3GBプランなら3GB、の計算に入らない、というところですね。なので、実質の使えるデータ量はもっと多くなります。SNS使用がほとんど、という人も多いでしょうから。
ちなみに、LINEやFacebook経由で見たYoutubeなどの通信分もタダ。ということ。
ということで、乗り換えるなら今でしょ。
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