9月のハワイでのホノルルセンチュリーライドの160kmに引き続き、今回は沖縄で美ら海センチュリーランの100kmに出場して来ました。
寒さとの戦い
ハワイでは暑さとの戦い。終盤は休憩所ごとに水をかぶり、びしょ濡れになって走ってもすぐ乾いてしまう。
今回も、冬とは言え沖縄なので、暑さ対策はともかく、寒さ対策なんてものはして来なかったの間違い。
曇天の上、まさかの寒波の影響で、物凄く寒い。雨もパラつく。
ウィンドブレーカーも無いので、休憩所ごとに身体を冷やさないようにダウンを着て、焚き火にあたる始末。
常に漕いでいないと寒い。
強風との戦い
これまた寒波の影響から、前半は向かい風。
漕いでも進まないので、途中からはほぼずっとチームメイトのスリップストリーム(前で空気抵抗の盾になってもらう)で引っ張って貰う。
帰りは基本追い風に変わったので、少し楽になった。
膝の痛みとの戦い
1週間前のトレーニングで、わずか30km走っただけで左膝に痛みを発症してしまい、今回のランにも不安を抱えていたところ、割と前半の段階でやはり痛くなってしまった。
左膝外側から、ペダルを踏み込むと刺すような痛み。テーピングと痛み止めを飲んでごまかすも、痛いものは痛い。
左脚での踏み込みができないので、右脚の引き上げで(ビンディングつけてるので)かばいながらの行程。右脚の負荷率が75%くらい。
特に坂道は立ち漕ぎも出来ないので、キツかった。ハワイに比べたら山が少なくてまだマシだったけど、最後の休憩所では、階段登ってトイレに行く事も出来ないほどの痛みに。
ちょうど良い距離
とは言え、160kmに比べると、100kmは割と余裕。
ハワイの時は、折り返しの80kmで「まだ半分!…」と絶望したし、最後の山越えの前にエネルギーがスッカラカンになってしまってとても登れないので、なけなしのチョコバーをむさぼって何とかサバイブしたり(タイム制限で休憩所も閉まってたので補給できず)、途中コースをロストしたおかげでタイム制限に追われ、テンションおかしくなって後半60kmを休憩無しでずっとスパートしたり…。
今回の場合、寒さ対策と膝痛さえ無ければ、体力的には問題なく、心肺も筋肉もエネルギーも余裕あり。
160kmの経験から、ある程度先の展開も読めたし。
次は万全の用意で挑んでみたい。
なぜ走るのか
2回ほど自問自答するシチュエーションがあった。
1回目は往路の海岸沿いで、強風+雨が打ちつけて来た時。この寒い中、何をしてるのか、と一瞬我に返ってしまう。
2回目は終盤、チームメイトと2:2で離れてしまい、追いつく為に後ろにいたパートナーに前に出て貰い引っ張って貰った時。地獄のような追い上げペース、これについていかないと今度こそ前に追いつけなくなってしまう。
強風の登り坂を、他ライダーをブチ抜きまくるそのスピードが、自分に残った力を120%ふり絞らないととてもついて行けなくて、前を見る余裕もなくアスファルトを見ながら歯をギリギリ食いしばって、なんとかついて行ったけど、あの時はあまりの辛さにマジちょっと涙出たからね。そして1人で笑ってしまった。
限界を超えた。
まあ、そういうのが楽しいのかな。
こう書くとちっとも楽しそうに見えないな。
チャリ部員募集
と言うわけで、およそ楽しそうには見えないけど、達成感を味わえるのでロードバイクオススメですよ。
マラソンや水泳は嫌いだけど、ロードバイクは基本気持ち良くて、路面やコンディションによっては、ナウシカのメーヴェに乗って音もなく空を飛んでるような感覚になる事もある。
興味湧いた人いたら、一緒にやりましょう。
そう言えば、知り合いが不要なロードバイクを譲りたい、と言う話を聞いたな。高いやつを激安で。これでデビューしてみるとか。
9月、1月とやったので、次は5月くらいに何か出来たら良いなー。
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