ノマドワークも11年目になりました。
在宅リモートワーク(雇われ)
↓
独立SOHO個人事業(フリーランス化→法人化)
↓
国内・海外ノマドワーク
と微妙に変遷してきました。
ノマドワーカーは、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などを使い、Wi-Fi環境のある喫茶店など、通常のオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人を指す日本語の表現[1]。また、そのような働き方を、「ノマドワーク」という。
ノマドワーカー - Wikipedia
今やノマドワークは特別じゃない
よく勘違いされるのが、僕が暇とお金を持て余して海外旅行しまくってるように思われてるフシがあります。
全然そんなことなくて、飛行機なんて安いの取ってるし、ホテルも安くていいし、現地でモクモクと仕事してるし。やってることは普通です。
例えば昨日は何していたかと言うと
- AM6:00過ぎに起床。日本との時差は2時間なので、日本はAM8:00過ぎくらい。
- AM7:30くらいから、徒歩で行けるカフェでメールチェックなど。
- AM10:30に1駅隣りのコワーキングスペースまで歩いて行き、仕事。
- PM2:00くらいに、階下のフードコートで食事。
- PM5:00くらいに大体仕事終了。日本時間PM7:00くらい。
- 友人と飲みの約束があるので、それまで100バーツ(300円くらい)の足つぼマッサージに。
- PM7:00〜PM11:00くらいまで飲み。マーケットで買い物したり。
- タクシー帰って寝る。タクシー代は300円くらい。
こんな感じでした。

↑マーケットで買ったもの
周りもそんな人ばっかり
類は友を呼ぶのか、最近僕の周りにいる人って、独立しててノマドワークしてる人が凄く多いので、なんだかマヒしてしまって、そんな働き方が普通に感じてしまっています。
逆にもし今後こんな生活したい、と言う人がいたら、「それは実現しますよ」と言いたい。
なぜなら・・・
一昔前は
確かに、20~10年前で考えると、ノマドワークというかリモートワークと言うか、SOHOと言うか、在宅ワークと言うか、フリーランスというか独立というか、そういったものはなかなかハードル高かったように思います。
まず景気が悪かった。仕事のやり方は会社が決めた通りで、労働者に選択の余地はあまりなかったように思います。
せいぜい、フレックスタイム、服装髪型自由。
情報も無かったし、周りにそんなことやってる人もいなかった。
インターネットも遅かったし、ノートパソコンの性能も良くなかった。
ノートパソコンは重いし、バッテリーの持ちは悪かった。ハードディスクは容量小さいし、クラウドストレージなんか無かった。
街中にWi-Fi無いし、エアエッジは遅かったし、圏外も多かったし、USB通信機器の利用料も高かった。
スマホなんて無かった。
ランサーズやクラウドワークスも無かったから、コネ以外の仕事のとりようも無かった。
それが今やどうでしょう。
ノートパソコンは薄く軽くなり、バッテリーも長持ち。
LTEネットワークはテザリングでどこでも繋がるし、Wi-Fiも借りられる。
データはクラウドからすぐ取り出せる。
スマホも発達して仕事のツールに。今やスマホだけで済む仕事も多いでしょう。
オンラインビデオ会議システムも充実。距離なんてほとんど感じない。
そもそも同じオフィス内にいても、チャットツールとか使ってるんだから、オフィス内で通信するのと、インターネット越しに国境超えて通信するのと、ほぼ変わらない。
景気良くなって人手不足。会社は良い条件出してエンジニア呼びたい。リモートOK。オフィスも思わず出社したくなるくらいオシャレに。
スキルがあればどこでも仕事できる時代。
スキルといっても、何もIT専門職とかに限った事でも無く、いろんな業界で20年前とは変わってる部分がある事でしょう。
できる業界出来ない業界はあるとは思いますが、今までの常識にとらわれず、やり方を変えていく事はできるかと。
先日、仕事の関係でランサーズ・クラウドワークスに案件投げたら、物凄い応募数。それだけフリーランスになった人が増えたという事でしょう。(そういう意味ではライバルも多い)
海外に行く意味は?
で、じゃあどこでも出来るのに何でわざわざ海外に良く出かけてるのか、というと。
今は海外じゃないと出来ない事や、感じられないことや、会えない人がいて、時間は有限だから、機会を大事にするため飛び回ってるわけです。
なんかジッとしてたら勿体ない!と思ってしまう性分で…。
しかも飛行機代も安いし、ホテルも安い。
バンコク往復航空券3万円前後、ホテルだって1泊3,000円くらい。
食事は一食200円くらい、コワーキングスペースは年間パスが3,600円くらい。

ダイナミックに発展していく若者の国を見ているのは刺激を受けるし、今後どんどん経済発展して物価が上がっていったら、今のように、安いというメリットを享受できる機会もなくなってしまう。
英語について
よく聞かれる質問の一つが、「英語がしゃべれないから…」
実は僕もそんなに喋れません。
流石に最近は慣れてきましたが、最初のうちは、レストランで注文するのも緊張したし、語彙も全然なく、中学英単語とジェスチャーでつたなくコミュニケーションするだけ。
それでもなんとかなるもので、なんなら、日本語で押し通してもニュアンスで伝わります。
中国の田舎とかだと英語すら通じなかったりしますが、なんとかなってます。
人と人のコミュニケーションは語学じゃないので、伝えたい気持ちでなんとかなる上に、最近は翻訳アプリだってあるので、その点は大丈夫。(断言)
日本人は義務教育である程度英語を習っているわけだし、「英語ができない」のではなく、「外国人とのコミュニケーションに慣れていない」だけです。
ゆくゆくは…
ゆくゆくVR的な技術が発展したら、全てがバーチャルになって、どこにもいかずに済むようになったら、家でバーチャル世界に引きこもるかも。
そうなったら、家にいながら火星で仕事します。
実は最近、海外に来ると、ホームシックになってしまい、無性に家族に会いたくなるので、少し生き方を変えるかもしれません。
結論
やりたければ、できる。
今すぐにできなくても、それに向かえば必ずできる。
そんなスキル無いよどうしたらいいの、って人は相談して下さい。
(僕が経験したジャンルのやり方でしか答えられないですけど)
僕なんて家族いてこれですからね。特に独身なら尚更、なんでもアリアリ。